アフリカマナティ


生息場所
海水から淡水に至るまでの領海 約20度以上の水の温度を好むようです。
西アフリカのセネガルからアンゴラ沿岸水域と河川、クアンザノルテ川、アンゴラ南部のモーリタニア ( 16 ° N )、西の海岸沿いに隣接する河川に多く生息します。

西アフリカでの生息について
・アンゴラ:全域の海岸から生存報告/2001年
・ベニン:生存が未確認/2001年
・カメルーン:何頭か確認/2001年
・ チャド:チャド盆地では少なくなっていたが現座は川や湖での生息が増えている
・コートジボワール: 1980年代半ば確認頭数750未満、2000年確認頭数750-800
・コンゴ民主共和国:コンゴ川下流で確認、たまに上流で見かけることがある/2001年
・赤道ギニア:川の下流付近で生息/2001年
・ガボン:数多く目撃されている/2001年
・ガンビア: 年々数量が減少、1993年にはガンビア川にて数頭のみ確認
・ガーナ :ボルタ湖に生息している/2001年
・ ギニア:生息が確認/2001年
・ギニアビサウ:マングローブ減少、湿地や河川の環境変化などにより生存するには厳しい状態/2001年
・リベリア:主な河川にて生息/2001年
・マリ:ニジェール川にて生息、狩猟により数が激減
・モーリタニア:セネガル川とその支流にて生息
・ニジェール:ニジェール川流域にて生息
・ナイジェリア:乱獲のため減少/2001年
・コンゴ:1994年の調査時、湖、河川で発見
・セネガル:生存未確認/2001年
・ シエラレオネ:狩りにより数は減少している/2001年
・トーゴ:まだ湖でみかけることもある/2001年
( IUCN 2006 )

分類
アフリカ西部マナティーと外部アメリカのマナティーは見分けがつかないほど良く似ています。この両者とアマゾンマナティとの識別は可能です。

サイズと重量
平均で約3m〜4m 約200〜500kg程度。

特徴
アフリカ西部マナティーと外部アメリカのマナティーは見分けがつかないほど良く似ています。この両者とアマゾンマナティとの識別は可能です。アマゾンマナティの多くは独特の白やピンクの鮮やかなパッチがあります。またアメリカマナティ、アフリカマナティよりも細く小さいようです。
体はまばらな毛で覆われていてしわの寄った、灰色のゴムのような皮膚は多くの場合、皮藻類やフジツボが繁殖しています。またアメリカマナティとアフリカマナティにはゾウのような爪がみられますがアマゾンマナティにはありません。

成熟年齢
メスは産まれて3 〜 4年で生殖機能が成熟すると、早ければ4〜5年で出産します。出産サイクルは2〜5年ごとに1頭出産。産まれて2年程度母親と一緒に行動します。オスは生殖機能が出来上がるまでに10年かかります。

妊娠期間
12ケ月


社会
主に母親と子供のみで行動しており、2〜6頭程度の小グループでみかけることが多いようです。

食べ物
臼歯が発達しており草食動物です。マングローブなど 毎日の体重の約10 〜 15 %(45 〜 67 kg)を食べます。

情報
アフリカマナティは法的保護があるにもかかわらず、主に狩猟、魚網の捕獲等により減少しています。またタービンやダムの制御ゲートによっても被害を受けています。そして主な生息地である沿岸湿地帯のマナティの食料であるマングローブの減少など、マナティを取り巻く環境はとても厳しいものです。


参考文献:
Animal Info - American Manatee http://www.animalinfo.org/species/tricmana.htm
マナティー ・マイクロソフトエンカルタ百科事典、 © 2000
ポールマシコット/動物の情報 © 2004  2004年8月4日http://www.animalinfo.org/species/tricmana.htm 。
イルカ研究センター コンゴ-マナティーファクトシート© 2004  2004年8月4日。 http://www.dolphins.org/Learn/lmm-mant.htm

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