アマゾンマナティ

生息場所
新鮮な水域でpH4.5〜6.5の湖や水温が22℃の水域、南米アマゾン河流域に分布しています。
ブラジル、 コロンビア 、 エクアドル 、 ガイアナ 、 ペルー 、 ベネズエラで生息が確認されています。( IUCN 2004 )

サイズと重量
最大記録標本オスのアマゾンマナティで2.8メートル(1992年)

特徴
アフリカ西部マナティーと外部アメリカのマナティーは見分けがつかないほど良く似ています。この両者とアマゾンマナティとの識別は可能です。アマゾンマナティの多くは独特の白やピンクの鮮やかなパッチがあります。またアメリカマナティ、アフリカマナティよりも細く小さいようです。
体はまばらな毛で覆われていてしわの寄った、灰色のゴムのような皮膚は多くの場合、皮藻類やフジツボが繁殖しています。またアメリカマナティとアフリカマナティにはゾウのような爪がみられますがアマゾンマナティにはありません。

成熟年齢
メスは産まれて3 〜 4年で生殖機能が成熟すると、早ければ4〜5年で出産します。出産サイクルは2〜5年ごとに1頭出産。産まれて2年程度母親と一緒に行動します。オスは生殖機能が出来上がるまでに10年かかります。

出生時期
1年を通して繁殖しますが、中央のアマゾン流域での出産は12月から7月までが多く、アマゾンエクアドル付近では1月から5月が多いようです。

妊娠期間
12ケ月

長寿記録
飼育されていたアマゾンマナティで12.5歳という記録があります。

動作
水面下で眠りますが呼吸のために水面へ浮上し鼻孔を出し呼吸します。眠っていてもその動作を繰り返し、アマゾンマナティは最長冠水記録14分というのがあります。

社会
交尾の時期は数時間から数週間程度オスとメスが一緒に行動しますが、普段は夫婦という形はありません。大きな群れで小グループを形成し 、 個々には母親と子供のみで家族を形成しています。1980年に500-1000頭のマナティが集まっているのを観察されたことがあります。

死亡率
アメリカの場合、0〜1歳/28.02%、1〜2歳/18 .36%、2〜3歳/14.05%、3〜4歳/13.90%、4 〜 60歳/9.22%

食べ物
臼歯が発達しており草食動物です。水生植物の水生草、水ユリなどを、毎日15 kg程度食べます。

情報
オリノコ川流域に生息するアメリカマナティと混同されていたという過去の報告があります。現在は土壌浸食森林伐採、商業漁業網、食糧供給の劣化、不慮の溺死などにより数は激減しています。


参考文献:
Animal Info - American Manatee http://www.animalinfo.org/species/tricmana.htm
マナティー ・マイクロソフトエンカルタ百科事典、 © 2000
ポールマシコット/動物の情報 © 2004  2004年8月4日http://www.animalinfo.org/species/tricmana.htm 。
イルカ研究センター コンゴ-マナティーファクトシート© 2004  2004年8月4日。 http://www.dolphins.org/Learn/lmm-mant.htm

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