科学者ステラーによって発見される

1741年冒険家ベーリングを隊長とする第2次シベリア探検隊の船はカムチャッカ半島の東の海で遭難し、小島に漂着しました。


ベーリングをはじめ隊員の半分以上が飢えと寒さのためにここで命を落とし、生き残った中の科学者のステラーによってのんびりコンブをかじっているところを発見されたのです。ステラーの残した記録によると

「体が大きい割に頭は目立って小さかった。唇を動かすことが出来、上唇にはニワトリの羽軸ぐらいの太さの白い剛毛がずらりとならんで生えていた。胴体の最前部には切り株のような足がついていて、これを使って浅い海で漕ぐようにして泳いだ。」

とあります。


ステラーカイギュウは大きいもので9mにもなり歯はほとんど退化していました。入り江に住み浅瀬の海藻を前足でとらえて食べ、子供を取り囲んで家族で群を作り一夫一婦制で生活していたようです。

フィード