狙われたステラーカイギュウ

遭難した一行はステラーカイギュウの肉や脂で栄養をつけ皮でボートを波から守るカバーや靴などをつくりなんとか生き延びることが出来たのでした。


帰国したステラーは翌年7月に再び無人島へ行きカイギュウを捕まえると解剖をしました。


その結果、学術的記録だけではなくカイギュウが美味しい肉、丈夫な皮の持ち主だということまで発表されてしまいました。


この報告はロシアのハンターたちにも知れ渡り、肉と毛皮をとるために我先にとベーリング海へ殺到させることになってしまい、動きが鈍く人なつこいステラーカイギュウはあっという間に数が減ってしまったのです。

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