ステラーカイギュウ絶滅する

ステラーカイギュウはおそらくほとんど潜水出来ず、海面に浮かんだ状態で暮らしていたとみられています。


島の周辺の浅い海に棲み、群で潮にのって海岸の浅瀬にやってきてコンブなどの海藻をむさぼり食べました。


流氷が海岸を埋め尽くす冬になると彼らは食べ物がとれずに骨と皮ばかりになり痩せ衰えてしまいます。春になって氷がなくなるとまた海藻を沢山食べるのです。


敵に対しては全く無防備でひたすら海底にうずくまるだけでした。
ステラーカイギュウは仲間が殺されるとそれを助けようと集まる習性があったらしいのです。
特にメスが殺されると何頭もオスが近寄ってきて死体を囲み、突き刺さったモリやロープをはずそうとしたといいます。

1768年ステラーの昔仲間のイワンポポフが島へ渡り「まだカイギュウが2、3頭残っていたので殺した」というのが最後の記録とされています。


こうしてステラーカイギュウは人間がした愚かな行為のために1741年に発見されてからたったの27年後の1768年には地球上から姿を消してしまったのです。


結果的にカイギュウによって命を救われたステラーの報告がカイギュウを絶滅に追いやってしまったのです。

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